代表取締役社長 宮尾勝巳
株式会社エンジョイケアは2022年4月に会社を設立して、同年6月より障害者訪問介護事業を開始しました。
日本でも本格的に少子高齢化社会が間近に迎えようとしているなか、介護を必要とする方々の介護者不足は深刻さを増しています。
また、コロナの影響で介護職場慣れも深刻さを増しており、介護者不足で困っている方々に必要なケアを届けることが難しくなってきていることも現状です。
しかし、その様な状況においても介護を必要とする障害者や高齢者の生活は粛々と営まれていきます。
また、今は介護の必要のない方々も高齢や不慮の事故や病気で介護を必要な状況に置かれるかもしれません。
私たちは、その現状を受けて一人でも多くの多くの介護人材を育て、一人でも多くの困っている方々に介護者を派遣できる環境を構築したいと考えております。
また、介護の程度が重ければ重いほど介護者は定着しにくく介護者が集まりにくいという傾向がある中で既存の介護スタッフに業務負担が
負いかぶさっていくという問題もあります。これらの諸問題は社会に暮らす一人一人が真摯に向き合い考えていかないことには
誰か一人の力で解決できる問題ではないのではないかと考えています。
現在のコロナ禍において、介護職は業務での密接な接触が避けられないため「危険」というイメージが強く嫌煙されがちな職業である事も
事実であろうかと思います。しかし、だからと言って介護者が居なければ身の回りのことが自分で出来ない障害者や高齢者は、
介護者が居ないという理由で放置され危険にさらされる、あるいは最悪亡くなっても仕方ないと考えるべきなのでしょうか?
常識に照らすと「それはおかしい」と誰もが思うはずです。
上の諸問題は、地域の方々のお力添えを借りて介護を提供する側も提供される側も、お互いが共にお互いの状況を考慮して歩み寄る
「共生の社会」 の実現によって解決されるのではないかと考えています。
この様な状況を踏まえエンジョイケアでは、今後、事業を拡大しより広範に事業所を設けることで介護で困っている多くの方々の生活を
助力していけるものと信じております。